SHINZEN(しんぜん)の「共にのつどい」の名前には「共に生き、共に考えよう」という意味がこめられています。 SHINZEN(しんぜん)では毎月、施設の先生、あるいは障害者ご本人や、お母さん、他のボランティア・グループの方々をお呼びしてお話を伺っており、その内容は、どれも感銘深いものばかりでした。 講師の方は、淡々と語りながらも、一つ一つの言葉の中には、ほとばしるような思いがあり、私たちSHINZEN(しんぜん)スタッフにも熱い情熱が伝わってくるのです。 時には、胸を切り裂かれるような悲しみ、苦しみの淵に立ちながらも、それを超えてきた道のりは聞く者の心をゆさぶりました。 どうやってその壁を越えたのだろうか。どうしたら、そんなにも変わらない心で尽くせるのだろうか... そこには、生きていく上で大切なものが珠玉のようにきらめいていました。 SHINZEN(しんぜん)ではこれから、ブログを通して「共にの集い」の内容を紹介していきます。

(SHINZENしんぜん)愛は、誰の心にもあるもの

愛は、誰の心にもあるもの、使わないと涸れ、
使えば使うほど溢れ多くなるもの (しんぜん いのちの輝き)

c 田中亮治  「東京光の家」理事長 93年6月

 光の家の創立者、秋本梅吉(盲人)は青年時代に内村鑑三に師事しキリスト教の信仰を持つことを通し、それまでの悲嘆にくれた人生観から、心の目が開かれ、生きることの喜びを知りました。
この喜びを少しでも多くの盲人に伝えたいと、大正8年に点字の聖書を作りを始めました。これが光の家の始まりです。

 時代を経て、今では盲人を直接お世話することになり、総合施設として約220人が入所していますが、点字聖書の出版は授産施設の科目の一つとして、今でも受け継がれています。

 私は、この仕事に入る前は教師をしていましたが、全ての職業は必要があって存在するのですから、社会福祉の仕事だから大変だとか尊いと思ったことはありません。
むしろそういう思いは社会福祉に携わる人にとってマイナスになってしまいます。

 ただ、こうした仕事に携わることが許されていることは、幸いなことであり感謝しています。
だからこそ一生懸命やってきました。

 さて、障害を持った人にとって、何より大切なのは、その障害をどうとらえるかということだと思います。

 新約聖書のヨハネによる福音書第九章の中で、弟子達が盲人を見てイエス様に「このひとが盲人であるのは誰の罪の為ですか」と訊ねると、「本人の罪でも、両親の罪でもなく、ただ神のみ業が彼の上に現れる為である」というくだりがあります。
この聖句は実に意味深いものです。

 私も盲人の方に、その聖句を用いながら「聖書ではこう言っています。私には分かりませんが、皆さんはどう思いますか」と問いかけることがあります。

 なぜなら盲人の方が、その障害を「自分は運が悪かった」という観点だけでとらえて欲しくないからです。

もし、「これは自分や先祖の罪のためではなく、神の栄光が現れる為である」という見方が出来るようになれば、その人の人生はまったく違うものになります。

 それまで、親を恨んだり、ひねくれたりしていた人が、「神のみ栄えの為であった」と知り、がらりと人生が変わって、見える人以上の働きをしてきた人を何人も見てきました。

 私共の光の家の創立者もそうですし、大阪の「日本ライトハウス」の創立者、岩橋氏もそうでした。長い苦しみを経て、やがて障害を受容し、前向きに生きていく姿こそ、神の栄光です。

 次に光の家とボランティアの関わりをお話しします。私共ではまず、ボランティア希望の人と面接をし、何をしたいのかよく聞き、その人に合わせて仕事を用意しています。
また、無理のない範囲できてもらっています。始めは張り切っていますから、毎日でもという人もいますが、長く続けていただくために週に1回、2〜3時間ぐらいでお願いしています。

 一方、ボランティアの人に心がけて欲しいのは、来られない時や遅れる時はきちんと連絡して欲しいということです。
外出の同伴をしてくれるというので、おめかしをして待っていても、何の連絡もなしに来られないと、とてもがっかりします。
もう一つ重要なことは立場を越えないということです。
長く来ているうちに職員のあらが見えてきて、不満がでることもありますが、やはり立場を越えると職員としても困るんですね。

 ボランティアというのは、その人のやさしさの現れだと思います。愛は、誰の心にもあるものですが使われないと涸れ、使えば使うほど溢れ、多くなります。
ボランティアとは、まさに愛の力を蓄える行為といえます。皆様も、どうぞ末長くボランティアを続けて大きな蓄えを作って下さい。

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posted by SHINZEN at 16:21 | SHINZEN(しんぜん)-身体障害
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